「ポイ活アプリって色々あるけど、結局どれを使えばマイルが貯まるの？」「毎日コツコツやるのは面倒…」そう感じている陸マイラー初心者、そして中級者の皆さんへ。
スマートフォンのアプリを使ったポイ活は、今やマイルを貯める上で欠かせない”地上戦”の武器です。しかし、やみくもに手を出しても、手間ばかりかかってマイルに繋がらない…という事態に陥りがちです。
この記事では、数あるポイ活アプリの中から「陸マイラーがマイルを貯める」という目的に特化し、「手軽さ」と「獲得マイル数」のバランスに優れたアプリを厳選。あなたのポイ活を、無料の空旅へと直結させるための最適解を提示します。
陸マイラーのポイ活アプリ戦略｜2つの階層で考える
まず理解すべきは、ポイ活アプリには大きく分けて2つの階層があるということです。
- コツコツ継続型アプリ（サブエンジン）: 日常の「ついで」にポイントを貯めるアプリ。移動やレシートの撮影など、手間なく続けられるのが魅力。
- がっつり高額案件型アプリ（メインエンジン）: 無料航空券を本気で目指すための生命線。クレジットカード発行などで一度に数万ポイントを稼ぐ。
初心者はまず「コツコツ継続型」でポイ活の楽しさを知り、慣れてきたら「がっつり高額案件型」でマイル獲得を加速させるのが、挫折しないための王道パターンです。
【サブエンジン編】日常のスキマ時間をマイルに変えるアプリ3選
まずは、毎日の生活に無理なく組み込める「コツコツ継続型」アプリから始めましょう。
1. 移動するだけ：トリマ (Trim)
「トリマ」は、通勤や散歩、ドライブなど、あらゆる移動距離や歩数に応じてポイント（アプリ内ではマイル）が貯まるアプリです。
- なぜ陸マイラー向き？
一度インストールして設定すれば、あとは自動でポイントが貯まっていく手軽さが魅力。貯めたポイントは、ポイント交換サイト「ドットマネー」を経由して、各種共通ポイントに交換できます。特にTポイントに交換すれば、ANAマイルやJALマイルへの道が開けます。 - 注意点
ポイント交換時に20%の手数料がかかりますが、アプリ内でのランクが上がれば手数料は実質無料に近づきます。まずは気にせず、移動するだけで貯まる楽しさを体感しましょう。
2. レシートを撮るだけ：ONE
買い物後のレシートが、1枚あたり1円〜10円になる魔法のようなアプリが「ONE」です。
- なぜ陸マイラー向き？
操作が極めてシンプル。レシートを撮影するだけという、数秒で完結する手軽さが最大のメリット。どんなレシートでも（一部対象外あり）買い取ってくれるため、日々の買い物がすべてポイ活になります。 - 注意点
1枚あたりの単価は低いので、これだけで大量に稼ぐことはできません。あくまで「捨てるはずだったレシートがお金（＝マイルの原資）になる」というお守りのような存在と捉えましょう。
3. アンケートに答えるだけ：マクロミル
スキマ時間を使って、少し多めにポイントを稼ぎたいなら、アンケートアプリの最大手「マクロミル」がおすすめです。
- なぜ陸マイラー向き？
1日に届くアンケート数が多く、コツコツ回答すれば月に500円〜2,000円相当のポイントを稼ぐことが可能です。貯めたポイントはTポイントやPontaポイントに交換できるため、マイルへのルートも確保されています。 - ポイント
時々届く「会場調査」や「オンラインインタビュー」といった高額案件に当選すると、1回で数千円〜1万円相当のポイントを獲得できるチャンスもあります。
【メインエンジン編】無料航空券を本気で目指すための必須アプリ
コツコツ貯める楽しさがわかってきたら、いよいよ陸マイラーの主戦場である「総合ポイントサイト」のアプリを導入しましょう。ハワイへの特典航空券（約4万マイル）を目指すなら、これらの活用は必須です。
モッピー ＆ ハピタス
陸マイラーの世界でこの2つの名を知らない者はいません。「モッピー」と「ハピタス」は、アプリというよりは巨大なポイント獲得プラットフォームです。
- なぜ陸マイラーに必須？
これらのアプリ（サイト）を経由して以下のサービスを利用することで、一度に5,000〜20,000ポイントといった高額ポイントを獲得できるからです。
| 案件の種類 | 獲得ポイント目安 |
|---|---|
| クレジットカード発行 | 5,000～15,000 P |
| 証券・FX口座開設 | 8,000～40,000 P |
| ネットショッピング | 購入額の1～10% |
| 旅行予約（じゃらん等） | 利用額の1～5% |
- ANAとJAL、どっちを貯めるかで使い分ける
- JALマイルを貯めるなら「モッピー」: JALマイルへの交換レートが実質80%以上になる、他の追随を許さない強力なキャンペーンを頻繁に実施しています。
- ANAマイルを貯めるなら「ハピタス」も「モッピー」も: どちらのサイトも、ANAマイルへ70%という高レートで交換できる「みずほルート」などに対応しています。案件ごとに両サイトを比較し、より還元率の高い方を選ぶのが賢い使い方です。
まとめ：あなたのスマホを「マイル製造機」に変えよう
ポイ活アプリと一言で言っても、その役割は様々です。
- 第一歩: 「トリマ」「ONE」で、手間なく・自動でポイントが貯まる楽しさを知る。
- 次のステップ: 「マクロミル」で、スキマ時間をポイントに変える習慣をつける。
- 本番: 「モッピー」「ハピタス」を導入し、高額案件で一気にマイル獲得を加速させる。
いきなりすべてを始める必要はありません。まずは「トリマ」をインストールして、明日の通勤から始めてみませんか？あなたのスマートフォンは、ただの連絡ツールではありません。正しいアプリをインストールし、賢く活用すれば、あなたを無料の空旅へと連れて行ってくれる、最強の「マイル製造機」になるのです。
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